空から水滴が降ってくる。そういう天気のこと。また、その水滴のこと。
憂鬱なイメージが付きまとうのは、移動が普段以上に億劫になるせいかもしれん。ただし、このイメージが万人共通とは限らない。
江國香織さんの、飼い犬の名前。わぅー。
■ 驟雨
細い糸をなして、雨がぼそぼそと、降っています。大気中の塵芥をはじめ、世の中の汚れを洗い流してくれているのだなぁと思うと、ぼくの体も、透けていくように感じられます。明日は、ほんの少し体が軽くなっているかもしれない。なんだか長年の肩凝りも遠のいていくような、そんな優しい雨音でした。
「能登の霧、杉林、その他の短編」(川島潤)より