屍の戯言

やる気なし、元気なし、覇気なし、体力なし、知能なし、活気なしなネガ男の愚痴と弱音。

2005-07-11

醜い血、止め処なく流れる

朝、髭剃りに失敗した。口の下のくぼみのところから血が滲み出して来る。出血量はたいしたことはないのだが、止まらない。いまだに止まらない。しかも溢れ出して来る血は、酷くねっとりとして凝り固まっている。良くない血だとひと目見てわかる。粘着質の血。空気に触れるとゲル状にさらに醜く固まる。

それを拭き取る。拭き取るから止まらないというのはわかっているのだが、血が流れ出すまま放っておくのも体裁が良くない。アゴから血を噴出しながら話し掛けられても、相手は引きつった笑いで応対するしかあるまい。だから拭き取る。拭き取ると血は止まらない。だから何度も何度も血を拭き取る。

髭剃りの刃を取り替えた。もう1年以上、ずっと同じ刃を使っていた。剃れるのか剃れないのかわからないくらい刃こぼれした髭剃りは、髭をそれない変わりに肌も切らない。ある意味で優しい刃だった。新しい刃は綺麗に髭をそってくれる。久々に滑らかなアゴを実感した。しかし同時に、鋭い刃は私をも切り裂く。痛みはないが、血まみれの顔は見るに耐えない。髭が生えているより醜い。

血はまだ止まらない。むしろますますその勢いを増しているようにさえ思える。ドロドロしているのに止まらないとはどういうことなのだろうか。